マネジメントをチーム全員が理解すると、何が変わるのでしょう。
前回からの続きです。
マネジメントを全員が理解すると、何が変わるのでしょう。
まず、
仕事がしやすくなります。
「何のために、この仕事をするのか」がわかると、
言われたことをこなすだけではなく、自分で考えて動きやすくなります。
伝えたいことが、伝わりやすくなります。
「言ったから伝わった」ではなく、
「相手にどう伝わったのか」を考えるようになります。
人に頼みやすくなります。
一人で抱え込むのではなく、
それぞれの強みを生かして仕事を進められるようになります。
チームで働くことが楽しくなります。
同じ目的を持ちながら、自分とは違う考え方や得意なことを持つ人と、
力を合わせられるようになります。

意見の違いを、悪いことだと思わなくなります。
違う意見があるからこそ、よりよい方法を一緒に考えることができます。
「誰が悪いか」より、「どうすればよくなるか」を考えられるようになります。
問題が起きたときも、人を責めるだけではなく、
仕事のやり方や仕組みに目を向けられるようになります。
自分の仕事が、誰につながっているのかが見えてきます。
自分の仕事の先には、お客様がいて、仲間がいて、その先に社会があります。
自分の強みを、仕事に生かせるようになります。
苦手なことばかりを見るのではなく、
「自分は何で貢献できるだろう」と考えられるようになります。
決めることも、少し上手になります。
誰かに正解を教えてもらうのを待つのではなく、
「何を大切にして決めるのか」を考えられるようになります。
そして何より、
「上司が考え、部下が動く組織」から、
「一人ひとりが考え、みんなで成果をつくる組織」へ。
少しずつ、仕事のしかたが変わっていきます。
マネジメントは、
人を思いどおりに動かすための技術ではありません。
人と人が、それぞれの力を生かしながら、
同じ目的に向かって成果をつくっていくための知恵です。
だから私は、
マネジメントは管理職だけが学ぶものではなく、
働くすべての人が知っておいたほうがいいと思っています。
全員がマネジメントを知っている会社は、
きっと、もっと仕事がしやすくなる。
そして、
「自分の仕事には意味がある」
「自分も、このチームの役に立っている」
そう感じながら働ける人も、
増えていくのではないでしょうか。
三宅未穂子



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